ALTILAN/取り組み/まだ誰も​立っていないタイタンを、​作品として​先に​描く。

2025 作品・​出展

まだ誰も​立っていないタイタンを、作品として​先に​描く。

種子島宇宙芸術祭に​出展した、​山上渡氏との​共同制作「未知の​無知 − タイタン(Unknown Ignorance − TITAN)」。​到達より​先に、​その星の​像をつくる試みです。

到達の前に、行き先の像を先につくる
Fig.02.1到達の​前に、​行き先の​像を​先につくる
年
2025年11月
種別
作品・​出展
ALTILANの​担当
共同制作・​物語の​設計コンセプト設計、​タイタンに​関する調査・​監修、​共同での​制作
共同制作
山上渡 氏
会場
種子島宇宙芸術祭

行き先の​像がないものに、​人は​向かえない。

土星の​衛星タイタンに​人類が​立つのは、​数十年先です。​技術の​ロードマップは​描けても、​そこがどんな場所なのかという​像は、​まだ社会にありません。

像がなければ、​長い時間を​支える動機も​生まれません。​ALTILANが​技術の​前に​物語を​置くのは、​この順序が​逆だと​事業が​続かないからです。

知らないことを、​知らないままに​描く。

タイトルの​「未知の​無知」は、​私たちがまだ何を​知らないのかすら知らないという​状態を​指しています。​分かっていることだけで​描けば、​それは​予想図になってしまう。​分からなさごと​画面に​置くことを、​制作の​軸にしました。

探査機が​持ち帰った観測、​大気と​液体メタンの​循環、​光の​届き方。​事実は​事実として​踏まえたうえで、​そこから​先を​絵の​側に​委ねています。

事実を踏まえ、その先は絵に委ねた
Fig.02.2事実を​踏まえ、​その先は​絵に​委ねた

作品は、​長期の​事業を​支える基盤になる。

行き先の​像を​社会と​共有することが、​長期の​事業を​支える基盤になります。​作品を​見た人が​「そこに​行くのか」と​分かった瞬間に、​技術の​話が​意味を​持ちはじめます。

確かめられること

出展
種子島宇宙芸術祭(2025年11月)
作品
「未知の​無知 − タイタン(Unknown Ignorance − TITAN)」
共同制作
山上渡 氏との​共同制作
その後
種子島宇宙芸術祭2025を​記録した映像作品が、​翌年の​企画展で​上映されました

上映された記録映像は、​種子島宇宙芸術祭2025の​全体を​撮影・​編集した別の​映像作家による作品です。​ALTILANが​同展に​出展したものではありません。

クレジット

共同制作
山上渡 氏 × 永利 光(株式会社ALTILAN)
作品名
未知の​無知 − タイタン(Unknown Ignorance − TITAN)
出展
種子島宇宙芸術祭(2025年11月)
関連する記録
種子島宇宙芸術祭2025を​記録した映像作品が、​東京都現代美術館の​企画展「ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術」で​上映されました(2026.01–05)